「タメ口」どこまで許せますか?

ツイッターのまとめで途中からずれて「見ず知らずの人からタメ口を言われるのは許せない謝って」「年下に対してはタメ口は当たり前」の水掛け論をしているのを見たんだけどこれは結構根が深いのではないだろうか。

タメ口についての考え方は以下になるかと思う

  1. お互いにどんな立場であっても年上である限り年下に対してはタメ口になってもよい。年下は敬語を使うべき
  2. 立場的に上下がはっきりしている場合、年上は年下に対してタメ口になってもよい。このとき年下は敬語を使うべき
  3. どんな立場であろうとお互いに敬意を払うべきなので年には関係なく敬語を使うべき

まあ自分の年齢がどこにいるのか?で様々別れるんだろうけど、わたしはかなり厳密な2です。
「立場的に上下がはっきりしている」とは、「教える」「教えられる」がはっきりとしている場合のみ有効で、シチュエーションがそれでない場合、たとえば雑談になったりしたときに関しては同一人物に対してどんな年齢であれ敬語で話をします。それはお互いそうであってほしいことでもあります。ただ相手が敬語を使用した場合に威圧感を感じてしまう場合においてはタメ口になります。この線引きは難しいんだけど、たとえば高校生ぐらいの年齢相手の場合は敬語で話すべきではないかと思っています。

なんでこんな些細なことが気になるかというと、年上の方でぞんざいにタメ口をきいてくる方がいてそれが鼻につくからです。自分の心の狭さ!をひしひしと感じますが、わたし自身とてもありふれた名字をもっているために固有名詞としては下の名前を呼ばれるのです。しかしながら下の名前というもののナイーブさをもっと考慮していただいてもいいのではないか。要するにおめーの奥さんでもないのに下の名前言うんじゃないよしかもタメ口、あろうことか命令口調でよ、というやつです。奥さんならば名前を呼び捨てで命令してもよいのかはわかりません。だいたい嫌いな年上にそれをされたときときたら…!「ただしイケメンに限る」ではないですが特別にいやーな気持ちになってしまうのは嫌いな年上にされた場合なんですよね。タメ口がもたらすことは十二分にわかります。その分距離が近くなるのでしょう。しかしその距離を狭める行為は嫌であることも多いですよ!多いんですよ!

接客等においてもえーつって思うようなタメ口、あります。わたしは誰に対しても相手がある程度の年齢以上であれば敬語を使います。しかしいい年をしておきながら非常に幼い外見をしているため何か対面式で物を購入する場合においてもタメ口をきかれることが多いのです。昔は自分が幼いからしょうがないのかと思っていたんですが本気でいい年をしているのでだんだん腹が立ってきているところです。わたしの職場にアポなしで来て、初対面であるにも関わらず(そちらがお願いしに来た立場であるにもかかわらず)「今月いつここ休み?」「何の仕事してんの?」的な。友達じゃないし!

なーんだ、書いてみたら距離感のとれない人は嫌いというそれだけですね。

ただ、ツイッターまとめにあった「年上は年下に対してどんな立場においてもタメ口を使ってもよい」という論理は嫌だ!と思ったんです。
偉い順として、年上>年下
が常に成り立つわけではなく、
年上=敬意を払われるべき年齢に達した年下>子ども
と思います、ということです。
で、これがスタンダードであってほしい、と思ってこれを書いている次第。