大沢温泉に湯治にいく


ちょっと湯治に行きました。1泊2日だったけれど。

岩手県花巻温泉大沢温泉には日帰りでは何度か行ったことがあったんだけど一度泊まってみたいしかも自炊部にともくろんでいて念願かなって温泉三昧してきました。自炊はしなかった。

見づらいですが館内案内図がもうドラクエのマップのよう。

自炊部宿泊の場合(日帰りも)おなごの場合は5つの温泉に入ることができるのだ。


本日のお部屋〜。湯治スタンダードプラン冬の陣でしたので最初からこたつとストーブ、丹前がつくゴージャスコース。

鏡台までついていた。


布団も毛布も持ち込んでもよいらしい。
借りることもできるらしい。このプランは最初から布団がついている。なんてゴージャス。

「この階段は降りてはいけませんなぜなら事務室に行ってしまうから」
と言われる。ますますドラクエダンジョンぽい。(ドラクエへの偏見です)

「お部屋にカギも金庫もありませんので貴重品は事務室に預けて下さい」

このふすまの先にはそれぞれの部屋。開けちゃえば入れちゃうのだ。一軒のでかい家的。ちょっと不安になる。



まずは洗い場もシャワーもある南部の湯へ。川の向こうなので外履きになる。


橋を渡りますと上の写真の左側に湯気が見えますがそこが混浴露天の「大沢の湯」でして

まあ丸見えなんですな。あれだ、どんなお年を召していそうな殿方でも大自然の中にいるととても白くてピンク色ですね裸。見てないですけど。
当たり前だけど殿方しかいない。見てないよー見てないよ−とそちら方向を見ないようにして移動。



川のこちら側は「菊水館」。

風情があります。


誰もいなかったのでつい写真を撮ってしまう。



こぢんまりとした内風呂なんだけど檜の香りいっぱいで温泉気分が一気に高まる。
これから肌がプリプリになる予感満載。お湯はあまり癖のないにおいでつるつるしたものです。




ごらく場。


自炊部に宿泊ですがぜんぜん自炊する気なんてないので「やはぎ」にて夕食。

お漬け物は勝手に取ってよい制度。最高。

天ぷらの盛り合わせ。もりもり。

からの餃子。

ぼーっと雑誌見ながらテレビみながら飲んだくれる。
ビールのんだからか、この雰囲気だからなのか、部屋にカギがつかないことなんてたいしたことない逆にふすまあければそれで入れるんだから最高じゃんなんて思い始める。

蕎麦冷麺でしめる。食べすぎ。

ちなみに自炊部の台所はこんなかんじ。


夕方はお鍋を作ったり、朝はネギを切っている方がいました。これも楽しそう。



そうこうしているうちに今回のメインイベント「大沢の湯女性限定タイム」がやってきまして館内放送までかかり気分は最高潮。

夜もふけてきておりましたしまさかわかっていてなおかつ橋から見ている人もいないだろうと安心して入るんですが

やっぱり昼の丸見え具合を考えるとそこはちょっと自重してしまうのであった。
ポジション取りとしては動物園の檻の中の動物ポジション。岩陰に隠れつつのびのびとお湯を満喫しました。混浴露天といいつつこういうときでなければ入ることができないのでまだまだ東北地方にはある混浴ってのは男性専用ってことでしょって思う。乳頭温泉でお湯の色も白いから入ってしまえば見えないし!とチャレンジしたこともありましたが一斉にこちらを見る目と一向に隠そうとしない男の人に怖じ気づいてそのまま脱衣所に帰ったことも。怖かったのだなあ。なんせ裸だから。もっと年を取ったり男連れであれば入れるのだろうか。




朝、途中で寒くてつけたストーブの上のやかんがカタカタ音を立てて起きる。


女性専用の露天があるからなあ…って昨日の混浴問題の続きを考える。



景色が…ですが朝からいいお湯。


朝一、「薬師の湯」は清掃中。タイル張りのレトロな雰囲気満載なお湯だった。


洗濯物を干す方。長く湯治をしているそう。



朝ご飯も「やはぎ」で。前日予約。

温泉卵を追加で。50円だったような。



売店の様子。

自炊のためにいろいろ食材がそろっている。

いちごをお土産に購入。



待合室。





レトロな置物がいっぱい。



2日間かけて5つの湯を制覇し、満喫しました。

宿泊費4,270円なり。



帰りは花巻はマルカンデパートで

カツナポリタン(600円)と


名物ソフトクリーム150円を食べて帰りました。


その後砂風呂をはしごした。

花巻駅から無料バスがでてるので都会の方でも来やすいのではないでしょうか。
おすすめ。