あおもり犬と三内丸山遺跡

あおもり犬に会ってきました。そして青森県立美術館三内丸山遺跡ととても近い。




白くて四角くてスタイリッシュな建物。


壁には木の電飾かな。


入り口は地下一階。
アレコホールにはとても大きいシャガールの絵、バレエ「アレコ」の背景絵が3枚あった。
遠近感を忘れてしまうほど大きくて(今調べたら横15m、縦9m程度)ホールに入って3方の絵を見ていたら急に涙がどばどばでてきて自分でびっくり。年をとるといろんなことでいろいろ漏れてくる。こんなにも大きい絵を描かなくてはならないくらいのものがあったんだろうなあって考えたりこの絵を描いてシャガールさんは少しは救われたのだろうかなんて思ったり。帰ってきて今調べて思うことも多いけれど、それはやっぱり後付けなので言語化はしない。

企画展は今は横尾忠則の「昭和NIPPON」−反復・連鎖・転移で大好きな筒井康隆さんの宇宙衛星博覧会の装丁がそうだったなあと

懐かしく見ました。ピンクガールシリーズ?の泳ぐ女の子がしつこく書かれていて銭湯のポスターでも全力で泳いでいてわらってしまった。


そして奈良美智さんの「あおもり犬」。

一回外にでてぐるっと回って行きました。

あおもり犬を見る分には無料みたい。

階段を登って降りて5分くらい?

いたー!

「今日のごはん これかよ…」って言ってそう。





よだれがおちてきそうだー
















おだやかで、白くてつるっとしていて、出てきたのか、これから下に沈んでいくのか。




外に出ると外装の「木」に灯りがともっていました。



歩いて行ける距離に三内丸山遺跡がありました。





高床式倉庫〜。



むちゃくちゃでかい竪穴式住居〜。

中もとても広い。

天井も高い。

中は湿った土のにおいと、木をいぶしたにおい。




通常サイズ〜。

作りかけ?

完成間近?

「家造り体験、まだまだ募集中!」ですって。

写真左側のようにもう丘と一体化したものも。これは入れませんでした。

ふつうのは入ることができて、入り口はとても狭いけれど、中に入ると広くて結構明るい。


この日はとても暑くて日差しも強くて日焼けしたくなかったのでずっとここにいたかった。

これぞ明順応(暗いところから明るいところに急に出るとまぶしくて何も見えないが少しずつ見えるようになってくること)。
日を遮るものがないのです。


三内丸山遺跡焼けしました。

水飲み場も縄文式〜。




「さんまるミュージアム」と縄文に関する展示の建物もありました。

無料!

時間の関係で駆け足でしか見られませんでしたが結構充実していました。





わたしがこの遺跡をみていろいろ遠くの同じこの場所にいた人を思ったりこれからいる人や自分のことを考えるように。
これから100年、これから千年って時間が経って、そのときの人は「あおもり犬」をどう見るのかなあ。
この時のわたしと同じようにみたりするのかなあ。なんて思った一日でした。

三連休この後は三沢に移動、三沢基地航空祭や大間崎などに行ったのですがそれはまた後で書きます。
天気が良かったのはこの日だけでした…。帰ってくるの大変だった。