秋田内陸縦貫鉄道に乗ってきたその2
秋田内陸縦貫鉄道に乗ってきたその1、の続きです。マタギの湯にやってきた!そして…
阿仁マタギ駅は無人駅でしてそこにある看板に電話をしますとマタギの湯の方が車で迎えに来てくださるというシステムです。しんせつ!
温泉とともに、マタギ資料館を併設しております。
わりと年代をかんじさせる写真展示。
昔のひとって写真アングルセンスありあり。
とらえたくま。
この写真がいろいろな場面でつかえそうでつい激写。
引きずられるくま。
マタギ資料館は有料です。そして温度的にすっごくこの先が寒かったので行きませんでした。
温泉はあったかくて露天が停止中以外はいうことなしでぽかぽかしまして、ずいぶんといい気分になってノンアルコールビールを購入、足裏マッサージ機で猫であったならのどを鳴らしてくつろいでいたところ、おじいちゃんに声をかけられました。
「とっきびたべるが!?」
とっきび、とはトウモロコシのことです。おじいちゃんはゆでたトウモロコシを持参してて、まあ声をかけてもらったからには食べないわけにはいかないわねえ!「いただきますっ」と間髪いれずずうずうしくも言いまして、いっしょにむしゃむしゃ食べました。
近所の方らしくしかしながら引越しは多かったそうです。
むしゃむしゃ。
ずいぶんと学校の先生にはかわいがられた、校長先生の家まで遊びに行ってお年玉をもらったことがある、等楽しそうにお話ししてくださいました。
むしゃむむしゃ。
とうもろこしよりも手に持たれているワンカップがあまりにもおいしそう…。じゅるり…。と思っていますと「もういっこたべるが!?」と。わたしのハンターのような目線を感じたのでしょうね。でもとうもろこしよりも今は酒が飲みたい…帰り車だから飲めないけど…。
そんなこんなでじゃあ帰るかな、と温泉の方に声をかけると送っていただけるシステム。声をかけますと「この時期雪でよく遅れるんだよねー」と不安な一言。とりあえず列車運行は時間通りに乗せてもらいますと(無料です)、列車が来ている様子はまーったくなく、鉄道会社さんに電話しますと「1時間遅れで走行しております!」えーっ。
どーしよーこの火の気のない無人駅に置いてかれたらせっかく温泉でぽっかぽかのちょいとピンク色のあたくしがサーモグラフィでいうところの真っ青になっちまうよと震えていましたら温泉の方から「じゃあ一回宿に帰りましょ!」と神様のような一言。お言葉に甘えて帰りました。
そして再び風呂に入りました。ごくらく!
2回目のお風呂からあがりましてあともう少しどうやって過ごそうかなと思っていたら温泉の方から「1時間遅れといいつつ途中でがんばって解消したりするから侮れないので10分前には出発しましょう!」とのことでなにそのがんばり予想がまったくたてられん!とびっくりしながら再び駅に送ってもらいました。
しかし、こない…。
結局鉄道会社さんのいうとおり、1時間遅れで列車は到着。来るまで寒いから車で待ってなさいという言葉に甘えてずっと車でトークを楽しみました。どの季節もなかなかいいそうです。結果この前後の写真は撮れていません!
また夏に来ますねーと約束して、帰りの列車に乗りました。
がんばって雪での遅れを取り戻したりしている運転手さん!
社内に韓国ドラマのアイリス、の方のサイン?が飾られていました。
再び角館駅!
すっかり顔も見えないくらいの雪!おつかれさま!
折り返し、阿仁合までの運行らしくお客さんが乗り込んで行きました。
夜バージョンで目が赤い、口のとんがった子どもの顔みたい。
\もうひとがんばり、するぞー!/
写真は「マタギの夢」。どぶろく特区、として自家製のどぶろくが売られています。
辛口でした。うまい。
夏にまた、と約束してしまいました。また行きます。
よかったら、旅行にぜひ。
秋田内陸縦貫鉄道公式HP
http://www.akita-nairiku.com/
打当温泉、マタギの湯
http://www.mataginosato.com/index.html
春夏、秋もとてもいいですよー。おすすめ。