アクアマリンふくしま2
4月4日の早朝から停電で今日5日に電気と水が復帰しました。まあそんな大したことないけど無いなりの生活をちょっと楽しみました。ということでアクアマリンふくしまの記録その2です。
バックヤードツアーについて書きます。
水族館の裏側を見てみようということで午後1時ころのそれに参加しました。
この写真はチョウザメの展示を上から。チョウザメ撮れていません…。
網が張ってあるんだけど、これは覗き込む人間さまのためではなくチョウザメのためで過去にとびはねて外にでちゃったことがあるからだそうでよりかかってはいけません、子どもはしっかりかかえてそして覗き込んで!ということでした。
いたるところに熱交換器がありました。
一個一個の水槽がいちいち温度が違う。熱帯魚飼ってる方には当たり前のことなんでしょうけどうといものでいちいち感動。
おもしろかったのが水の循環のさせ方の違いです。
哺乳類系の動物は密閉式ろ過槽といって、圧力をかけて水をろ過しているそうです。食べる量が半端じゃなくて、なおかつ肺呼吸をするから水から汚れを取るところに重点を置いての循環のさせ方ということで。イメージとしてはアスピレーター使っての吸引ろ過っぽい感じですね。
もう一つが買い方式ろ過槽。これは哺乳類以外の動物への水の供給のためのもので、圧力をかけずの普通のろ過。酸素濃度も必要ってことでしょうか。類によって水の循環方法が違うのがおもしろい!
もちろん水の温度維持、循環のためにはたくさんの電気が必要で、外部からも購入しているし、自家発電も準備していてでも震災時には結局その燃料も尽きてしまったのですね。無念だったろうな。
カブトガニの脱皮した殻!
外からやってくるお魚をこれに入れて、クレーンで引っ張って、そのまま大水槽に入れて魚を傷つけないようにする、そのための水槽。
黄色と黒の模様は「網」である、という記号だそうで、養殖でそだった魚はこの模様の外には行けないことを知っているそうです。
タイヘイヨウセイウチの「ミル」が搬出の掲示。夏に帰ってきたオスの「ゴオ」が亡くなって、「動物福祉」の観点から、ってことですが機会があったら香港まで会いに行きたいな。
こちらは水槽のアクリル樹脂。何枚も貼り合わせてこんなに厚みが!日本で1カ所で香川にあると聞いたので日プラですかね。
アクアマリンふくしまの魅力を思う存分たんのうしてくださいー!
「環境水族館」アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまの復興日記
メレンゲが腐るほど恋したい〜海の宝石のような水族館「アクアマリンふくしま」に行ってきた
もう、このメレ子さんの記事がすごい。