冬の大森山動物園その1

土日は冬も営業している大森山動物園はひとも少なくてのんびりムード。
ぼーっと望遠レンズかかえてまわっていると同じようにもっとすごいバズーカを持つ人がたくさんいましてバズーカで冬の動物園を撮りまくる会が開催されていました。会の名前は推測です。
あちこちで、飼育員さんがいろいろ教えてくれました。

手招きしてガラスのむこうに入れてもらえたキリンの館。

キリンの前歯は下しかなくてそんなに口を開けないし開けたがらない。本当はニンジンは食べないんだけど(ニンジンの太さは危ないんだけど)与えると食べちゃうんだよねーなんてにっこりと笑いながら教えてくれる。


そんなニンジンを使って、どれくらいの太さであれば歯で折られず、なおかつ口に含んでくれるのかを探していました。亡くなったキリンを解剖すると、歯が悪くなっていることが多くて、みせてくれない口内環境をニンジンに穴をあけてカメラを入れてやれたらもうすこし長生きさせられただろうに、ってことがあったそうです。たぶん「ジュン」のこと。
オリを挟んででも目の前のキリンはとても大きくて、舌が灰色で長くて、上唇は見せてもらったけど歯はなくって、まつ毛が長くておだやかな顔をしていました。飼育員さんとキリンはとても好きあっているようだった。大森山動物園はキリンに関してはかわいそうな出来事が重なったことがあったけど、リンリンには長生きしてほしいなあ。