わたしがあきらめようとも音楽は鳴り続ける

久しぶりのお休みだったんだけど結局家事に追われました。追いかけまわされたー。
掃除の際偶然高校時代の文集がごっそりでてきてしまい!鬼門!鬼門!と思いつつ自分が高校1年生のときのを読みふけってしまう。で、すっかり思い出したんです。ひりひりするくらいのどうしようもない片思いをしていたことを!好きだった先輩がいたもんでその高校に進学しました。というのはちょっと言い過ぎだけど好きだったんです。今考えるときもちわるい「好き」で相手が自分の存在を知らないだろうラインで好きという。でも私が高校生のころはそんな「好き」ってありました。あったはず。中学校1年生のときの3年の先輩でトランペットを吹く姿がかっこよくてちょっと変わってて自分の世界を持っている感じで憧れだったのでした。風の便りで渡辺美里が好きだと聞いたのでわたしが初めて好きだと思った歌手は渡辺美里になったのでした。

で、誰でもやってしまうと思うけど、ついついgoogle検索をしてみましたら!なんとジャズの世界でトランペットをまだ吹かれているっぽいことが分かってすごくびっくり、そしてうれしい。文集を見つけるまで、福山光晴先輩のことをあんなに好きだったことなんてすっかり忘れていたけれど、あの頃の気持ちを思い出してちょっとにやにやしています。あの頃は廊下ですれ違うとか、吹奏楽の演奏で吹いている姿を発見しただけでバクバクしてたのにそれだけが世界だと思っていたのだなあ。

あれからかなりの時間が過ぎてわたしは今年から事務的部分で音楽にちょっとかかわるようになって今浴びるように吹奏楽の昔の課題曲とか聞いちゃって懐かしさにおぼれたりもしているけれど、わたしがあきらめようとも音楽は鳴り続けているしあきらめるとかそういうことじゃなくって、音楽はいつもあるんだなあ。耳を澄ませばすぐそこにあるんだなあ、なんて思ったのでした。で、ジャズを聞こうと思いました。そんなかんじ。