飛ばし記事とああやっぱり、という落とし所

福島の人は原発を誘致していっぱいお金をもらっているんだから今回のことは自業自得しょうがない、と言ってみたり、放射能に汚染されているから検査を受けてからじゃないと避難させないよといっている人がいるだとか、まあ地震初期の殺人や略奪が横行している、だから危険だとか、ボランティアは迷惑になるだけだから今はそっとしておくがいいよ、だとか。
背後には「ああやっぱりね、だからしょうがないよね、そういう人だっているんだしね」と自分の心をごまかしていることが多すぎる。

特に反省することなんだけれどもボランティアは迷惑になるだけだから今はそっとしておくがいいよ、は私の中でははっきりとただの言い訳にすぎないので考えるととても苦しくなる。「買占めをしないようにしよう」「被災地の人のことを考えよう」なんてあまりに口ばっかりでじゃああなたは何をしたのとなったとき、高々100円の募金くらいで何かやった気分になるんじゃないよな、という。

東電の人も自分は被害者だって思っているのだろうし、だからこそ土下座をしていたとしてもまったく心に響かない。原発誘致したからってそんなの含めたってプラスマイナス確実にマイナスでしょう。そこまで考えていなかったお前がわるい、自己責任だ、みたいなのは酷いと思う。